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Posted by みやchan運営事務局 at


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とあるピアノリサイタルを聴きに行って思ったこと

Posted by chanmiya at 00:00 2020年08月09日

私は小学校卒業少し前までピアノを習っていましたが、そこまで本格的に力を入れて習っていたわけではなかったので、そこまで上手くなったわけではありませんでした。



趣味程度といったところですね。



それ以降はピアノやクラシックの演奏のコンサートやリサイタルを聴きに行くことはあっても、出る方になることはなくなりました。




決して音楽方面の大学や職業を目指していたわけではありません。今でも趣味でクラシックのコンサート、それもとりわけピアノのものを聴きに行くことが度々あります。



ピアノの演奏とは聴いていていつも気持ち良くなるものです。



この前は、とても安い値段で、恐らくあまり有名ではない若い女性の方のリサイタルを小さなホールに聴きに行きました。




しかし例え演奏者が有名でなくても、聴いている分には十分感動とときめき、そしてわくわく感があります。




やはりピアノの演奏を生で聴いているだけでテンションが上がりますし、心が音楽に刺激をもらいます。




思わず座って聴いている私までピアノを弾いているパントマイムをしたくなってしまうぐらいです。



小学校や中学校の音楽の授業で多少有名な音楽家のことを習うことはあっても、やはり私の場合はピアノを、少しだけですが習っていたこともあり、知っているピアノの曲や作曲家の数は、ピアノを習った経験がない人よりは少し多めだとは思います。





とは言っても素人に毛が生えたか生えていないぐらいのレベルですけどね。





自分が弾いたことがある曲、或いは自分が小さい頃に簡単にアレンジされたものを弾いた、なんて思い出した曲が幾つかありました。



そして有名な演奏者の演奏がCDになったものも聴いてきましたが、そういった人たちのものに慣れている状態で全く違う演奏者が同じ曲を弾いている姿を見に行くと、弾き方や速さやスタイルやペダルの使い方などがとても違ったりして面白いです。





同じ曲でも違うスタイルを楽しむことができるので、本当に興味深いです。  


大人も気軽に楽しめる、「こども定期演奏会」に

Posted by chanmiya at 00:01 2020年07月02日

クラシックのコンサートに興味があるけれども、「でもクラシックのコンサートって難しそう」とか「ルールやマナーが厳しそう」と思って、実際に出かけるのを躊躇している人も多いと思います。



私も、常々もう少し気軽に出かけられるクラシックのコンサートがあってもいいのになぁと思っていました。



そんな折、友人から、気軽に、しかも親子連れで楽しめるコンサートがあると聞き、さっそく友人とその娘さんと一緒にでかけてきました。



そのコンサートは、「こども定期演奏会」。子どもたちにコンサートホールに行く習慣を身につけてもらい、日常生活でクラシックを楽しむようになってほしいとの願いから始まった、子どものためのオーケストラ定期演奏会なのだそうです。



「こども」と銘打ってはいますが、大人も入場することができます。場所は、クラッシクの殿堂のホールで、毎回、一流の指揮者やソリストが参加します。




こんなに豪華なコンサートなのに、年間会員なら、4公演分12,000円で楽しむことができます。




とってもお得ですね。友人母娘は、年間会員になっているとのこと。私は、今回1回券を購入し、3,500円でした。



このコンサートは、小学校1年生から入場できるとのことで、ほんとに普段着の子からちょっとおめかしした子まで、たくさんのお子さんが来ていました。



ラフな格好の子供が多いためか、大人も普通のコンサートのときよりもドレスコードがかなり緩く、リラックスした格好で参加している人が多かったように思います。



曲目は、ヘンデルのオラトリオ『メサイア』より「ハレルヤ・コーラス」や、エルガーの行進曲「威風堂々」第1番など、どれも一度は聴いたことのあるような親しみやすいものばかりでした。




子どもでも参加できるとはいえ、小学校1年生以上が対象なので、騒ぐ子もいなくて、リラックスして楽しめました。



途中、「こども奏者」といって、オーディションで選ばれた子どもがオーケストラと一緒に演奏するという企画もありました。



楽器を習っている子どもにとっては、本当に貴重な体験ですよね。客席で見守っている親御さんはきっとハラハラ・ドキドキでしょうけれど。




そんなことを思いながら、一生懸命演奏しているこども奏者を見つめていました。



普段からクラシックのコンサートにいき慣れている人にとっては、このコンサートは正直物足りないと思います。



しかし、クラシックのコンサート初心者の人や、これからクラシックに触れる子どもたちにはピッタリな、素晴らしい企画だと思いました。



このコンサート、毎年1つのテーマが設定され、いろいろなオーケストラの作品を分かりやすく説明しながら4回で完結するように構成されているそうです(ちなみに、この年のテーマは「音楽と感情」でした)。



今度は、年間会員になって、1年をつうじて通ってみようかなと思っています。  


ショパンの「華麗なる大円舞曲」は何度聴いても飽きない

Posted by chanmiya at 00:00 2020年05月17日

私は小学生のときからショパンの曲が特別好きです。



ピアノを習い始めたのが小学校一年生の始めぐらいでしたが、ショパンとの出会いは小学校四年生ぐらいのときだったと思います。



それまでは簡単な曲しか弾けず、とある映画でショパンのワルツ、確かオペラ64の1番だったと思うのですが、それを耳にして何か感じるものがありました。



何か感じる、というよりそのときは単純に響きが綺麗でテンポも頭に残りやすいワルツのテンポだったのでハマってしまいました。




そして自宅にあったショパンのピアノ演奏のCDを漁っていたらその同じワルツの曲が入っているものがあったのです。




それでまた何度もそのワルツを聴いたのですが、二番目にはまた違うワルツ、「華麗なる大円舞曲」が入っていました。



一曲目が終わったら自然と次の曲に移るので、偶然の出会いでした。



オペラ64の1番もかなり良かったのですが、「華麗なる大円舞曲」はもっと長く、テンポやスタイルや内容が何度も変わって行くもので、益々惹かれるものがありました。



最初の部分は明るいアップテンポなワルツで、途中で少しゆったりめになり、その後には少し深刻なマイナーキーになったり、




最後には力強くワルツに戻り、思いっきり太く終わる、といった色々な世界が詰まっている、波がある曲だと感じました。




何度聴いても飽きないのです、やはりバラエティーに富んだ世界がたくさん詰まっているからだと思います。





クラシック音楽とはボーカル入りのポップスとは違って何度聴いても飽きないものです。なぜか分かりませんが。




そして私にとっては「華麗なる大円舞曲」は、大好きなショパンの曲の中で一番好きな曲です。



残念ながらショパンの曲で一番難しいものはワルツのオペラ64の1番しか弾けるようになりませんでした。



本当は「華麗なる大円舞曲」も弾けるようになりたいところですが、もうピアノをやめてしまって十年以上経ちますし、私にその曲を弾きこなすスキルがあるかどうかも自信がありません。  


弾き手によって変わる魅力

Posted by chanmiya at 00:02 2020年03月28日

私が、初めてリストの「ラ・カンパネラ」を聴いた時に、異国の教会が浮かびました。



それまで、クラッシック音楽は好きだったのですが、イメージとして浮かんだのは、この曲が初めてでした。




夕暮れの中、教会の鐘の音が石畳の中を響き渡る。




そんな光景が浮かび、それからこの曲はとても好きで、ついつい気になってしまうのです。





名だたるピアニストがこの難しい曲を弾きこなしますが、中でも私はフジコヘミングさんの弾く「ラ・カンパネラ」がとても好きです。




最初に、フジコヘミングさんをテレビで見た時に、彼女の指が軽やかに「ラ・カンパネラ」を弾いた時に、自然と涙が溢れました。



多くの苦労を重ねてきたフジコヘミングさんの全てが詰まっているかのようでした。




クラッシック音楽の魅力は、弾き手によって、指揮者によって、様々に変化をする所です。





明るく楽しい曲でも、弾き手によっては悲しく聞こえたり、まるで情熱的に恋をしているかのように聴こえる時もあります。



弾き手によって、様々な曲に聴こえるクラッシック音楽が、私はとても好きです。

そして、数百年前の曲でも、色褪せない所も、クラッシック音楽の素晴らしい所です。

ポップスやロックというのは、時が過ぎていくと、古くなってしまったり、時代を感じさせるものです。

ですが、クラッシック音楽というのは、いつまでたっても、色褪せず、新鮮な気持ちで曲に向き合えるというのが、すごいと思います。

クラッシック音楽を聴いて、時代が古いとは誰も言いません。

そして、これからもクラッシックはずっと残る曲だと思うんです。

そして、その時代に合ったピアニストが、また、新しいアレンジを加えて引き継いでいくんたろうと、思いました?  


気軽に楽しいクラッシック鑑賞

Posted by chanmiya at 00:00 2020年01月13日

皆さんは「クラッシク音楽」と聞くと、何を連想されますか?



おそらくほとんどの方は、たくさんのオーケストラ員や合唱団員が、大きなコンサートホールで、しかめっ面で延々と続く演奏を聴かされる場面ではないでしょうか?



確かにそういうシーンがあることは事実です。私もそういうシーンを連想することが多かったのですが、ここ4・5年は、ずいぶんと雰囲気が変わりました。



私の友人の一人が、早期退職後に、何を思ったのか桐朋学園大学の音楽科専攻(大学院相当)に入学し声楽を学び始めました。



学生時代には声楽とは全く縁がなかったはずの男ですが、よく聞くと、小学校から中学にかけて合唱をやっていた、とのこと。彼にしてみれば、長年の夢を叶えた、と言ってもよいのでしょう。



そんな彼が、桐朋在籍時代から、市民合唱団に所属するとともに、小さな個人コンサートを開催するようになり、


我々も招かれて鑑賞するようになりました。開催場所は小さなホールやレストランであったり、時にはカラオケの小ホールを使ったりもしました。



時間は2時間弱。コンサートの内容は、友人の独唱+ピアノ伴奏程度ですが、歌曲全体を歌うのではなく、一部楽章を切り出しそれをいくつか並べて歌うのです。



手作りのパンフレットには曲の簡単な紹介がならび、友人自体がMCをやりながら歌を歌うという、いわゆるソロリサイタル状態で、彼のMCにはいつも引き込まれ、楽しい時を過ごしています。



コンサートの後は、会場のレストランや、近くのレストランでの懇親会が始まります。そこでコンサートの反省会などをやりながら、私達にとっては初めての方々との懇親を深め、次回のコンサートでの再会を約束したりするのです。




こんなクラッシク音楽の楽しみ方もあるのです。みなさんも気軽にクラッシク音楽を楽しんでみませんか?  


読売日本交響楽団のマチネーシリーズ

Posted by chanmiya at 00:01 2019年12月09日

久しぶりに東京へ旅行すると決まってから、絶対にクラシックを聴きたいと思いコンサートを探しました。



住んでいる街には来ない演奏会を聴ければと思い、読売日本交響楽団のマチネーシリーズのチケットを取りました。




当日は東京芸術劇場コンサートホールで公演されましたが、私も夫も読響を聴くのも東京芸術劇場に行くのも初めてとても楽しみにしていました。




ムソルグスキーの交響詩(はげ山の一夜)、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、チャイコフスキーの交響曲第5番とどれも知っている曲ですが生で聴くのはこれもまた初めて、目白押しの内容でした。



特にピアノはずっとコンチェルトを聴いてみたいと思っていたので今回はたまたまですが大好きなラフマニノフが聴けて大変感動しました。




この日のピアノはガブリエラ・モンテーロさんというベネズエラ出身の女性ピアニストの方が演奏されたのですが、ピアノが素晴らしいのはもちろん、とてもチャーミングで楽しい方でした。



幼い頃からよく即興をしていたとのことで、この日も誰か日本の歌を少し口ずさんでくれませんか?と観客に向けて掛け合いをされました。




年配の男性が季節を考えてか、瀧廉太郎作曲の名曲、花の出だしの「春のうららの 隅田川」とワンフレーズを歌われました。




ガブリエラさんの突然の提案に緊張していた会場が、この男性の歌声のおかげで一気に柔らかい微笑みに包まれました。



広いホールなのでもう一度良く聞き取りたいと言ったガブリエラさんに対し、おそらく歌をやっているであろう女性の観客が大きな声量で同じフレーズを歌いました。




最終的に正しい音でバイオリンの方が弾いたのを聴いてから、ガブリエラさんはピアノで即興を始めました。




正確には計っていませんが5分ほどは演奏されていたと思います。



「春のうららの」のメロディが随所に散りばめられた、あの瞬間だけの即興曲を聴けたというわけです。



コンサートでこのような経験が出来るとは思っておらず、私も夫も大興奮でとても楽しかったです。  


クラシックは敷居が高い?

Posted by chanmiya at 02:00 2019年10月22日

「趣味はクラシック音楽を聴くことです」と言われたら、どんな人を想像しますか?



お金持ち、教養のある人…そんなイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。



私も以前はクラシックは敷居が高いと思っていました。学生時代まではJポップやロックばかり。



そんな私がクラシックに目覚めたのは、結婚して子供ができてからです。



子供の情操教育のために聴かせたい音楽は何だろう、と考えたら、やはりクラシックだったんですよね。



そこからクラシックの楽しさにハマりました。



コンサートへ行ったり、自宅や車の中でも聴くようになりました。とはいえ、今も難しいことは全く分かりません。



ただ好きだから聴いているだけです。でも音楽というのは、それでいいと思うのです。



少しでも興味があるなら、試しに一曲聴いてみて下さい。Youtubeでも聴けますし、クラシックは著作権が切れているものが多いので、無料でダウンロードできる曲もあります。コンサートも、いきなり高額なチケットに手を出さなくてもいいと思います。



例えば市の交響楽団などは安いですし、無料のコンサートだってあります。



お子さんのいる方なら、赤ちゃんからOKのコンサートをオススメします。子供に楽器を体験させてくれるなど、楽しい演出をしてくれますよ。



大抵はプログラムが出ているので、自分の知っている曲を探してみましょう。



モーツアルトやベートーベンなら、誰もが一度は聴いたことがあるはずです。



個人的にはチャイコフスキーでしょうか。どの曲も分かりやすく親しみやすいので、お子さんも楽しめると思います。



コンサートへ行く服装は、普通のおでかけ着で大丈夫です。



さすがにジャージやサンダルで行く人はいないと思いますが、会社へ着ていけるくらいの服装なら問題ありません。



肩ひじ張らず、気楽に音楽を楽しみましょう!